総合評価:3.0
全体的な感想
一言でコメントするなら、”怪獣プロレスごっこ作品” である。
多少の人間ドラマや怪獣ドラマもありながら、ゴジラやコング等の怪獣達の乱闘がメインのストーリー展開になっていました。
アトラクション系、怪獣エンタメの映画といえる作品です。
日本映画の「ゴジラ-1.0」とは異なった作品となり、エンタメ系として怪獣大乱闘を見たいと思うならオススメの1本。
個人的には、もう少し人間ドラマや怪獣ドラマがあっても良いかなと思いました。そのため、全体評価としては少しスターレートを下げた [★3.0] にしております。
見どころ
今年はゴジラ生誕70周年を迎え、ゴジラの年と言えるタイミングでの公開となる今作、ハリウッド版ゴジラの新しい作風が楽しめる映画になっていると思いました。
また、ストーリーは前作と繋がっているため、続きが気になる方や色んな怪獣の激闘シーンが好きな方に向いている作品かと思います。
第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」とは異なる大規模なCGアクションが大スクリーンで味わえるのが魅力だと思います。
今作は色んな怪獣の激闘シーンがラストにあり、改めてハリウッドのスケール感を映画館の大スクリーンで楽しめたのが見どころでもありました。まさにアトラクション映画!
IMAXシアターにて鑑賞しましたが、音響と大スクリーンがとてもマッチしてました。
ぜひ、興味ある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
ここから先はネタバレを含みます。
ネタバレを避けたい方は閲覧しないようにしてください。
ネタバレあり考察・感想
昭和のゴジラ作品「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」のハリウッド版? とも思える作風で、まさにチャンピオン祭りのような状態w
色々なツッコミどころ満載の破天荒さがまた面白いところでもありました。
コングの虫歯や凍傷といった応急処置も人間の手で可能にしてしまうところや、ゴジラがコロッセオを寝床にしてしまうところなどウケ狙いのようなシーンが多かったように感じがしました。
タイタンのいる新たな地下世界では、猿の惑星のような描き方やスーコ(ミニコング)のキャラクターがまた違った世界感でした。
最後に、今作では色んな怪獣が現れ、モンスターユニバースが結集してタッグバトルが繰り広げられる作品に仕上げられていたと思いました。
エンディングにモスラの鳴き声で終わった感じは、次回作でモスラが出てくるような伏線か?
ぜひ続編に期待です。
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